11月29日(火)   曇

   京都・宇治(宇治上神社~興聖寺)

今回は、紅葉狩をかねて、

世界遺産の宇治上神社から大吉山をぶらぶらし、

興聖寺へ行きました。

なんと立派な物が。

以前に来たときには、こんなものはなかったのですが。

神社に行く道も、とても綺麗になっていました。

でもなんだか、趣が・・・・・。

 

本殿と拝殿は国宝

春日社は重要文化財

 

世界文化遺産の指定は、京都17か所同時に「古都京都の文化遺産」として指定を受ける。

ここの「世界文化遺産指定区域」は

「後の木々の景観も含め境内地・建物すべて」

 

ここの景観は壊してはいけないのですね。

拝殿前の砂は「清め砂」で、八朔祭(9月1日)に氏子により奉納され、境内のお清め用の砂として一年間盛られ続ける。

正月や祭等大切な日に、境内にまき散らし、「お清め」をする。

他の社で見られる神が降りられる依代(よりしろ)を表しているのではない。

 

説明書にこう書いてありました。

 

茶の花や「いにしえ講座」の旗が行く

   すなお

ここのお守り・紋・おみくじは、うさぎです。

この砂糖菓子のようなは、おみくじなのです。

 

「宇治」は、かつて{うさぎのみち}「菟道」と書いて「うじ」と読んでいた。

この神社の御祭神(ごさいしん)の一柱であられる『菟道稚郎子』(うじのわきいらつこ)は昔の漢字の

「菟道」と書きます。

 

この辺りはうさぎが良く居たのでしょうか?

宇治上神社を出てさわらびの道を歩き、

大吉山へ。別名仏徳山だそうです。

どちらにしても、めでたい名前ですね。

 

なだらかな坂を登り、下って行くと興聖寺へ着きます。

 

紅葉が所々綺麗で、つい紅葉ばかり撮っていました。

写真を見ながら、興聖寺まだどうぞ

興聖寺は、ゆったりとした大きな寺でした。

ここにある姫松を見て、あっ前に来たことあると思い出しました。

 

もっと早くわかりなさい!

 

熊穴に入るしんしんと座禅堂   

   水音

琴坂に出る門の所。

写真ではわかり難いですが、門と後ろの紅葉のコントラストの綺麗な事

 

とても良かったですよ。

 

琴坂は、横を流れる溝の水が琴の音色に似ているからとのこと。

確かに、それらしい音でした。

宇治川の中洲・中の島から、大吉山を眺め

あそこに登ったんだと、自己満足!

 

立派な登山と思った人、散歩の延長と思った人、でもみんな満足でした。

 

茶団子の一列五つ山眠る

   ひろ

宿木に冬の木の芽がつんつんと

   あきこ

 

 

時間の関係で、平等院には行かず、平等院へ行く道の紅葉を見て、今日はおしまし。

いえいえ、美味しい茶団子を買い、とても甘いぜんざいをいただき、おひらきになりました。