5月31日(金)  晴

   京都 化野念仏寺

 

嵐山渡月橋からの眺め!

 

今日は梅雨の中休み、スッキリとした晴間

 

今日は現地化野念仏寺で集合。

 

私は嵐電嵐山駅で待ち合わせして歩いて行く。

 

 

嵯峨野の竹林を抜けて、

 

落柿舎の横を通って行く。

 

陽射しは強いが、日影に入るとホッとした。

 

 

解りづらいが、田んぼの向こうに落柿舎がある。

 

もっと写っていると思ったのだが。

 

人力車のお兄さんたちも、ここが撮影ポイントと止まっていた。

 

落柿舎は、向井去来の住んでいた家。

 

芭蕉も何度か来ている。

 

これは向井去来の墓。

 

凡そ天下に去来ほどの小さき墓に詣でけり

   高浜虚子

 

去来の墓を詠んだ虚子の有名は俳句。

 

落柿舎から化野念仏寺に行く間には、色々なお店がある。

 

古来よりの葬送の地も今では、すっかり観光地。

 

途中にあった繭玉で作ったゴリラのモビールの一匹。

 

その他色々な、動物などがあった。

 

念仏寺の門を映すのを忘れた。

 

これは仏舎利塔。

 

楓もみじに囲まれて、仏様たちも穏やかなのでは?

 

これが境内にまつる八千体を数える石仏・石塔である。

 

これは昔あだし野一帯に葬られた人々のお墓である。

何百年という歳月を経て無縁仏と化し、散乱埋没していた石仏を

明治中期、地元の人々の協力で集め、釈尊宝塔説法を聴く人々に

なぞらえ配列安祀してあるそうだ。

 

地蔵盆の夕刻に行われる、千灯供養は有名である。

 

11時30分に、お寺の方が、石仏の庭に入る入口の鐘を撞く。

 

とてもいい音がした。

 

この鐘を、茶沸かしの鐘と言うそうだ。

これより昼餉の支度をする合図だそうだ。

 

鐘は、10回打つらしい。

 

 

 

念仏寺の寺務所。

 

縁側で歩き疲れた身体を休めた。

 

そして全員揃ったところで、句会場へ

今来た道を、引き返す。

 

以前もお世話になった

ホテル「らんざん」で、豪華ランチと、豪華句会。

 

らんざんのお庭。

 

ゆっくり味わう時間もなく、句作りを!

 

やはり京都らしく、みやびな味。

 

句会は、与謝蕪村の頃にしていた衆議制。

 

ひとり3句の中から、良い句に点を入れる。

 

そしてその日の、その人のベストな句を選ぶ。

 

無選にならないのが、とてもうれしい!

 

これで今日の吟行も無事に終わった。

 

バンザイ!!  ヽ(^。^)ノ